アットスカイカタログ
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附  録F027附 録 EC指令とCEマーキング EC指令は、EU閣僚理事会が発行する指令に基づき実施され、機械指令、EMC指令、低電圧指令などがあります。 電線を対象にした独立したEC指令はありませんが、電線には低電圧指令が適用されます。 電線が低電圧指令に適合していることを証明する手段は、EN規格(欧州規格)、CENELEC規格(欧州電気標準委員会)又はIEC規格(国際電気標準会議)に製品仕様を適合させることが最良の方法です。電線に関してのEN規格はまだ制定されていませんので、CENELEC規格又はIEC規格等に製品仕様を適合させることになります。■低電圧指令(Low Voltage Directive) 低電圧指令(73/23 EEC)はAC50〜1000V、DC75〜1500Vで使用される電気製品に適用され、家電・事務機器をはじめ、ほとんどの電気機器が対象になります。 この指令では安全に関する基本的事項が要求されており、具体的な技術的基準の記述がありません。指令の要求事項への適合を証明する手段としては、規格の活用の強制はありませんが、EUの統一規格であるEN規格、CENELEC規格或いは国際規格のIEC規格に製品仕様を適合させることが理解を得られ易い最良の方法となります。■EMC指令とEMC対策 EMC指令(89/336/EEC)は電磁波を発するか、あるいは外部の電磁波によって機能に影響を受ける恐れのある電気機器の指令で、電器機器が電磁気妨害に対する一定水準以上の抵抗力(immunity)などが求められています。 CENELEC規格 HD21.13は電線のシールド効果の規格として、伝達インピーダンス(250mΩ/m以下 at 30MHz)が規定されており、弊社のシールド付のケーブルはこの伝達インピーダンスの値をクリアしています。 EMC指令は機器の稼働状態で測定されますので、電線で機器のEMC対策を保証するものではありませんが、シールド付ケーブルを使用すると、EMC対策に効果があります。 CE 欧州連合(EC)のEC理事会より人体、家畜または財産が危険にさらされない事を目的として電気機器、機械設備、無線妨害、医用機器、玩具等の各分野別にEC指令が発行されています。電線ケーブルとしては、その中で低電圧指令(Low Voltage Directive)が該当します。 低電圧指令の対象範囲はAC50〜1000V、DC75〜1500Vで使用するように設計された電気機器であり、EC市場で製品を流通させるためにはこの指令に従う必要があります。 低電圧指令では(優先順に)EN規格(欧州整合規格)、HD(調和文書)、IEC規格(国際電気標準会議)、欧州各国の安全規格を使って製品の安全性を証明し、製品または包装にCEマーキングを表示する事を要求しています。 TÜV TÜV(技術検査協会)はドイツの政府公認の検査機関であり、TÜVラインランド、TÜVバイエルンのようにドイツの各地方に存在しています。ドイツ政府等の公共性のある団体は、ほとんどすべてTÜVによって検査を行います。 TÜVは独立した第三者検査機関としての性格を持ち、検査業務の厳密さは職員の高い技術的レベルはEU域内ではもちろんのこと、世界的に有名です。 VDE VDE(Verband Deutscher Elektrotechniker e.V)とは、ドイツ電気技術者協会の略称です。この団体が制定した規格がVDE規格と呼ばれるもので、主に電気の安全に関する事項を規定しています。また、VDEはVDE規格に基づいて電気製品の安全性を確認する試験と認証を行っています。 DEMKO■DEMKOについて DEMKOとは、1924年に設立された、Danish Electrical Material Control Organizationの略で、デンマーク国内であらゆる電気機器や部品の検査と承認を行っている機関です。■定格電圧の表記方法 欧州規格及びIEC規格では、定格電圧を300/500V、450/750Vの様にUo/Uの二つの電圧値によって表示します。Uo:導体と接地間の電圧  U:各導体間の電圧これは欧州の電圧供給システムと日本の電源供給システムが異なるためです。

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